髪質再生師チーフアドバイザー、テクニカルアドバイザー青田です。

最近のマイブームとして髪に対して長年「悪」と言われてきたアルカリに対して挑戦中であります。

髪を濡らした時のPHと同じ弱酸性、または中性領域でパーマやカラーが出来たら良いなと思っている美容師様も多いはずです。

カラーを行うとそもそも髪が痛むかというと、過酸化水素による酸化が行われて髪のタンパク質が壊れてしまうからです。(一般的に使われる酸化染毛剤の場合)

では傷んでしまうメカニズムを解説します。例えばアルカリ酸化染毛剤の8トーン、アッシュにしたいとき髪の中ではどのような化学変化が起きているか解説します。

カラー混合、塗布→ブリーチが始まる→ブリーチされ10トーン程度に明るくなる、同時に色素の発色→ブリーチは能力減速、色素がより発色されトーンが落ち始める→更に発色が促進され8トーンのアッシュになる

ここで気になるのは10トーンほどに明るくさせているところです。求める色は8トーンアッシュですが、2トーンほど明るさオーバーさせています。ということは余計に髪をいじめている事がわかりますよね。

余計にオーバーさせた分損傷に繋がることは理解されたかと思います。

ではどうすればよいのか?次回その方法を少し解説したいと思います。

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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田

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