髪質再生師インストラクター、テクニカルディレクターの青田です。
とあるサロン様よりのお問い合わせがありました。
「カラーが先か、パーマが先か?それから、うちではパーマをしてからカラーは1週間ほど開けてヘアダイしているけど正しいのか」という内容です。
ではどうすれば良いのか?パーマとカラーの相関関係をまとめてみましょう。
A アルカリカラー→パーマ カラーの色素が取れてしまう
B パーマ→アルカリカラー パーマが弱くなる
C パーマ→1週間後にアルカリカラー パーマが弱くなる
A,B,C共にどれもマイナス要素が有りますね。
ではどうすれば良いのか?ここでは典型的な例をとり解説します。月一で白髪染めをして、なおかつ根元からボリュームアップを目指し、定期的にパーマをかけるショートヘアー60台女性としましょう。
1 根元にアルカリカラー
2 パーマをかける
3 全体に求める色味を付け足す、ただしパーマを阻害しないヘアカラーとなります。
結論として3の工程時に使うパーマを阻害しないカラー剤につきます。マニキュア、ノンアルカリ酸化染毛剤、塩基性染料、HC染料などとにかくアルカリを排除した作業が必要です。そうすればパーマとカラー同じ日にやっても全く問題有りませんよね。
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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田
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