髪質再生インストラクター、テクニカルディレクター青田です。

最近流行の某メーカーのアルカリ酸化染毛剤を解析してみたいと思います。

沢山の美容室で使用されているので、僕自身大変興味がありいつか使ってみたいなとの思いがありました。日本人の髪からすると出にくい色も発色させ、なおかつ痛みが少ないと言われている理想的なカラーです。インスタや、広告媒体でよく見かけるカラー剤です。

今回は10レベルのアッシュ系のカラーで検証。

まずは香り。従来のカラー剤によく有るアンモニア臭は無く、甘い系のマスキングが施されていて不快臭は全くありません。良いですね。

そしてアルカリの強さ。


かなり強いアルカリです。ブリーチクリームに匹敵する強さですので、メラニン色素を強力に破壊する事を物語っています。

ベーストーンが9から10トーンの髪に、規定量の6パーセントを混合し30分放置しシャンプー。

凄い良い色です!アンダーカラーがうまくそげて、アッシュが上手く乗っかってる感じです。月並みな表現で恐縮ですが、外国人の様な色になりました。

これは売れるはずですね。簡単にこの色が出せる事でデザインの幅が広がる事でしょう。

総評として。気になるのがアルカリの強さがブリーチ並という点です。ケラチンをたっぷり破壊してるので後々痛みが生じないか?という疑問が残りました。

以上です。

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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田

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