髪質再生師テクニカルディレクター、クリエイティブディレクター青田です。
僕が住む場所では春になると湿気が多くなります。
冬のぱきっとした空気から、程よく緩んだ空気に変わり、湿気も増え始めます。
毎日湿気を感じていると嫌な気分になります。髪がまとまらない、膨らむ、ぺたんこになるなど、多くのお客様が不快を感じる季節になるのではないでしょうか。
毎年アメリカより6月に来られるお客様は、「日本の湿気に安心する」とおっしゃっていました。いつも乾燥している場所に住んでいる方にとっての湿気は逆にありがたいそうです。
不快解消をするために何をすべきか?プロ目線で考えるといろんな方法が考えられます。スタイリング剤を変えてみたり、湿気に強いヘアースタイルにしたりと、美容師の考えと個性が反映されるところです。
そして髪質再生師としての考えはと訊かれれば、湿気に強い髪にすれば良いと皆様に伝えます。
髪を構成するタンパク質は親水と疎水に分かれますので、湿気の時期には疎水部分の多い髪にすれば良いと考えます。
疎水性のタンパク質を沢山詰め込み、外側からも疎水性の物で蓋をすれば良いと考えます。
スタイリング剤に頼らない、髪本来の美しさを保ちながら出来る湿気対策は、髪質再生技術だけです。
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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田
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