こんにちは吉川です。

ここのところカリキュラムの重要性を書いていますが、

今回はその中の一つマニュアルについての話になります。

 

数あるマニュアルですが、カウンセリングについて例をあげてみたいと思います。

 

まず、カウンセリングに大事なのは

相手の意図を汲み取ることに尽きると思います。

 

美容師はプロであってアーティストではない、僕のお店ではこのような教育を行っています。

それは、お客様は自分のなりたいを叶えるために美容院を訪れるのであって

美容師が得意とするヘアスタイルにするために来店する訳ではないからです。

 

全てを汲み取り、形にする。それがプロである、と全員が教わります。

 

こういった前提で、何をどう聞くか?をシンプルにまとめたものをマニュアル化していくのです。

シンプルに、というのは無駄を省くという意味も含まれています。

同じことを聞き出すにしても、5分かかるのと10分かかるのでは価値が違います。

お客様から頂いている時間、無駄にはしたくありません。

 

シンプルな意図のもう一つは、誰でも習得しやすい、という狙いがあります。

当たり前ですね^^;難しければマニュアル化の意義が薄れますから。

 

 

ということで、簡単に具体的な流れを書いていくと

 

①希望のスタイルがあるかないかを聞く

ある→そのスタイルを聞き出し、どこが気に入っているか伺う。

現在と照らし合わせ、できるできないの判断を説明し施述に入る、もしくは他の提案に移る。

ない→②へ

 

②ヘアスタイルの悩みの有無を聞く

ある→具体的にすべて聞き出し、解消できるメニュー、スタイルをお客様の雰囲気にあったスタイルの中で提案する

ない→③へ

 

③雰囲気を変えるたいか変えたくないか伺う

変えたい、変えたくない→来店頻度、好みのテイスト、ライフスタイルなどを伺い、それにあったスタイルを提案する

 

より具体的な聞き出し方法などはまた色々あるのですが、このような順番で進めることで効率性が上がります。

とはいえ、テイストからヘアスタイルへの落とし込みや、共感方法

カウンセリングで聞き出したことを施述中の時間を使っての提案方法など

マニュアルではカバーできない部分も多々有ります。

そういったことはロープレを重ねスキルアップを図るようにしていきます。

 

売れるスタイリスト育成法、今回は僕のお店の具体的な部分を一部お話ししました。

教育で悩む方、まずはお気軽にご連絡をいただければと思います!

 

 

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クリエイティブディレクター 人材育成師  吉川

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