こんにちは吉川です。売り上げは、数量×単価からなりますが数量を上げるための努力と単価を上げるための努力、それぞれアプローチが違います。それぞれ別で考え、それぞれシステム的に取り入れる事でシンプルに売り上げを伸ばす事ができます。
今回は数量を増やす具体的なアプローチ方法を簡単に説明したいと思います。
はじめに整理しますと、数量とは顧客数です。顧客数は顧客人数だけでなく、たとえば毎月の来店者数を顧客数と考えます。顧客数を増やすには新規客の獲得以外にも、顧客の来店周期を縮めることで増やすことができます。
ではどうやって来店周期を縮めましょう。お客様は美容院に理由があって来店します。カラーが伸びた、髪が重くなった、痛みが気になった。色々ありますよね。何もしなければお客様のペースが周期となりますが、実はアプローチ次第で周期を短期化することが簡単にできます。KSPではその方法を講習などでお伝えしており、またオンラインサロンでもお伝えする予定ですが、有料のその場の内容とはまた別で、実際サロンでも行っている方法を簡単に説明します。
ポイントは、お客様の隠れたニーズを徹底的に聞き出すことです。それを知ることで響くアプローチが可能になります。お客様に明確な来店理由を提示できるようになるからです。具体的には、カウンセリング時のヒアリングを意識してみてください。
お客様は潜在的に自分の髪にコンプレックスをお持ちになっている事が多く、そして経験上自分の希望ができないと思っている方が多くいらっしゃいます。そこを叶えるために今できるアプローチ、今後必要になるアプローチを自分のお店で出来ることから提案します。当日希望をすべて叶えられるなら、それを維持するためのアプローチを。出来ないなら、出来るまでのアプローチを。来店周期を照らし合わせ提案することで、来店確率が高まります。
人は理由があれば行動します。なければ行動しないのです。
さて、こういった事には聞き出すスキル、対人スキルが必要になります。社員教育にも目的(理由)が明確であれば、雑念(世代間ギャップなどの悩みなど)に振り回されずに行動できるのではないでしょうか。迷ったときは是非ご相談を!
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クリエイティブディレクター 人材育成師 吉川
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