今月になり4度のセミナーをこなしています。美容組合からの依頼も多く、ここ2年ぐらいの間でで3度目の美容組合での講演となります。今回も新潟の美容組合の方々に「高単価高利益を生み出す秘訣!売上アップはスタッフ育成と満足から生まれる」という題目で、講演をさせていただきました。そもそも個人店が9割を超える業界だからこそ、美容組合のような組織はとても重要なのだと思います。どこの美容組合でもこのご時世に危機感を感じ、色々な取り組みを真剣にしているように感じます。参加してくださった経営者の皆様や、スタッフの皆様からも、美容の価値を訴えていこうという気持ちが強く、美容への想いをより強く持っている人が多いという感じをうけますし、美容組合の方々は特に美容業界を何とかしたいという思いがひしひしと伝わってきました。よき時代をしっているからこそ、決してダンピングをせずに、美容の価値を伝えていきたい。そんな思いを受けて、講演をさせていただきました。
「技術」「経営戦略」「人材育成」という美容室経営において重要な3つの柱。売り上げや利益が下がると、必ず求められる劇薬。それはきっとこれをすれば儲かりますよ!という何か?
この技術をすれば高単価取れますよ・・・・ この商品を導入すれば儲かりますよ!というツボにはまるもの。こういう劇薬を求める方が多いように思います。でも劇薬には必ず副作用があります。いつも講演ではそのような甘い劇薬にはまらないようにを訴えることにも使命感を持っています。
そして利益を上げるためには、客単価、来店周期、経費を減らすなど、経営戦略も重要です。新規客だけ目を向けて、利益を圧迫する莫大な経費を集客に使ってしまう。もっと違う所に視点をむければ、簡単に利益はあがります。その方法論が経営戦略です。
でも、当たり前のようで盲点になっている、人材育成をどうすべきか?どんな人材を育成すべきなのか?育成するための方法論は?という重要なところに、思考軸がないと、絶対にうまくいかない。ここ10年の間、講習をしていてわかったことです。実は客単価を上げるためには独自性が必要です。利益を上げるためには念密に練られた、戦略、戦術が必要です。でもそれらは人材さえいれば、簡単に叶うだけの答えと仕組みがあります。
技術、経営戦略、人材育成という3つの柱というテーマの中で、依頼される場によって求められるテーマが違うのですが、1時間30分というかいられた時間の中で、人材育成6:経営戦略4という割合で話をさせていただきました。
3つの柱の講演テーマもキーワードもブログで書いていきたいと思います。