髪質再生チーフディレクター、テクニカルディレクター青田です。
PPTとアルカリを使った検証報告です。
毛髪は弱酸性が一番安定しています。
しかしながらギュッと引き締まった弱酸性状態ではPPTの補給が効率的でない。
すなわち浸透しにくい状態です。
そこでアルカリを使い緩ませることで内部に浸透しやすい状態にすれば良いのです。
長湯をすると手がふやけたところにクリームが浸透しやすいのと同じ感じです。
アルカリが強すぎれば痛むし、弱すぎると浸透しない。
どの程度のアルカリを使えば良いのか？熱を加えると効率が上がるか？時間はどうすればよいのか？など様々な検証を行いました。
手触りや感触だけでは効果は測れませんので、ウエット強度を測ります。
水素結合を切った状態の髪の引張強度を量ることでPPTがどの程度定着したかが分かります。
髪質再生薬剤の実験風景でした。
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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田
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