違いがわからなければ、安い方がいいに決まっている。これはどんなに売る側が違いを訴えたところで、消費者に価値が伝わらなければ、消費者は安い方を買ってしまいます。少し前の時代はお金持ちは高い方を選ぶ?みたいなことを言われたり、数億円のマンションが完売したりするんだから、日本人はお金がある!それなりに高いものを買う人は、高くないと価値を感じない?みたいな美学を説く人がいる。富裕層でも旧富裕層、新富裕層と価値観や感覚の相違はあるにしろ、人間である以上、価値の感じない物に高いお金を出す人はいない。

先日、セレブの街?白金に行ったときに、プラチナドンキーがオープンしたてだったので、のぞいてみました。中に入ってみると売っているものはほぼ同じで、同じものならきっと安いドンキーで買う層が多いという裏付けでもあるし、白金という町であってもたくさんの地元の人であろうセレブだって、同じ商品が安く売っているのなら、安い方がいいのは当然です。

缶ジュースを売っている自販機も高いものであれば¥130。普通の自販機で増税前の¥120安めの自販機であればワンコイン¥100です。でもなぜか?¥100の自販機が売れています。私が買っている自販機はいつも¥100の自販機だけが売り切れです。誰も¥30に困っていない。でも¥100というと安く感じる。¥100で買えるのが当たり前になると¥130はすごく高く感じる。でも¥30をケチっているほど困っていない。ただ同じ品物なのだから・・・・・

ガソリンスタンドでも、明日から¥7値上げという情報に、夜中まで並んでしまうのも人間。もちろん並ばない人もいるでしょうけど、満タンで50リッター入る車でも¥350です。1時間以上並んで¥350。時給¥350以下です。それでも並ぶのが消費者です。

これは極端な例かもしれませんが、違いがわからないもの。価値があっても消費者が価値を感じてくれなない物、サービスは、少しでも安い方がいい。これもマーケティングの当たり前なのですが、意外と認めてくれない法則です。だから価値を伝えるためにはキーワードがあるのです。そのキーワードや方法論を伝えるのも夢パートナーズの使命としています。

 

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自立型人材経営コンサルタント 富永

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著書:困った新人を輝く新人に変える意識カード 小規模サロン様が美容院の約9割を占めているにもかかわらず、 満足いくほど利益のでているサロン様が少ない、これでは業界が衰退してしまうと、危機感を感じて、髪質再生技術や、人材育成方法、経営方法に渡り、 これまで様々な相談を頂きました。 机上の空論ではなく、実際に現役の経営者であり、現場で美容師をしているからこそ、伝えられることがあります。素晴らしい人材と共に、お客様に喜びの元に、1万円以上の技術客単価で、高収益の個人店は簡単に実現できます。美容室経営にお困りでしたら私が力になります。 【誰でも出来る高単価、高収益のサロンの仕組みを作りました】
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