髪質再生師チーフアドバイザー、テクニカルディレクター青田です。
本日は髪質再生パーマ理論を前処理、中間、後処理等の方法は抜きにして、
還元剤(パーマ1剤)を考えていきます。
髪本来の形状を薬剤を用いてウエーブを形成するのですが、
良くパーマのイメージとして「難しい」との声をよく聞きます。
何が難しいのかというと、髪質、ダメージ具合、パーマ施術毛、カラー毛など
過去の施術を踏まえて均一なウエーブをかけることが難しいようですが、
ある視点からみれば単純で明快な答えが有るのではと考えます。
パーマはまず還元をして酸化を行うわけですが、還元の促進に必要なものがアルカリです。
髪を膨潤させ還元剤の効力を高める(浸透しやすくする)効果があります。
「アルカリは痛めるけどパーマがよくかかる」
「ノンアルカリはいいいけどパーマがかからない」
その矛盾をどうしたら良いのか?
そこで「パーマは難しい」となるのではないかと思います。
ではどうすればよいのか?
アルカリを使わないで還元がしっかり出来れば良いのです。
GMT、スピエラ等の還元剤がありますが、健康毛に対しての効力は残念ながら弱いです。
このような髪とパーマ液の関係があるのですが、私達はその終着点をこう考えます。
「アルカリを使わなくても、どんな髪に対してもしっかり還元できるパーマ1剤」
そんな考えを 元に薬剤開発しております。
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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田
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