髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター青田です。
多くの施術を始める前、髪の状態を見極めるって非常に大事で、結果を出すためには非常に大事な作業だと思うんですが、一体どうすれば良いのか?という質問を多く頂きます。
ずっと同じお客様を施術していれば、過去の施術はわかるけど、新規のお客様あるいは家でなんかやっちゃっている人なんかわからない場合って多いものです。
見た目で判断、感触で、お客さんに伺う、ホームケアのやり方など、ありとあらゆる方法で過去施術を探っていけばよいのですが、如何せん完全に把握することって非常に難しいくトラップも多く潜んでいます。
見極め方がある中で意外に知られてない方法をお伝えしようと思います。その名は「ウエット強度を見る」事です。
髪の結合で多くを占める水素結合。髪が乾いた状態だと水素結合が結合して本当の強度を見ることが出来ません。水で濡らし結合を解き始めて強度が分かるものです。
濡らした状態で引っ張ったり、感触を見ることが本当の強さを知ることが出来る者です。またその強度を数値化することも可能です。濡らした髪にオモリをぶら下げて髪が切れた重さがウエット強度となるわけです。
強度が分かれば必要な作業って必然と分かるものです。家では耐震を上げるために筋交いを入れたりする補強工事と同様に、髪にもPPTを入れたりして強度をあげられるものです。
素材を良くしなければヘアデザインもくすんでしまうものです。再確認としてブログに上げさせてもらいました。
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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田
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