世の中には、沢山の情報があふれています。何がいいのか? 何が本当に正しいのか?
今に始まったことではありませんが、この頃特に考えさせられます。
この頃講習する機会が多く、多くのプロフェッショナルな美容師の方々や
その他健康ビジネスなどを手掛ける人々とお話しする機会が多くあります。
何が本当なのか?何が正しいのか?ただ、消費者がどうとらえるか、何を正しいとするかという点では意外と本質を探ろうという動きがないのが残念な傾向です。
私は化粧品関係の開発などもしている立場から、そこに関しては専門的な知識があります。
でも、世間一般では十分に間違っていることが、正しいとされ消費者が洗脳されていくこの実態に、結構なショックを受けることが多くあります。
ここで言いたいことは実は消費者というところに視点をおくのと、プロを相手に視点をおくのとは違うという事です。本当に残念な傾向にあるのは、消費者としての視点ではなく、プロとしてもその情報操作や、情報の洗脳に縛られている人が多くいる現実です。
もう少し、プロとして色々な錯乱する、真反対の情報をすべて受け入れたうえで、全て知ったうえで自分なりの見解を作ってほしいと思います。
自信がある人はすべてを柔軟に色々な意見を受け入れる。自信のない人ほど頭が固く、自分がすべて正しいと思い一つの洗脳された知識にこだわる。色々な人と接してきて感じることです。
確か情報いっても本を書くような天下のお医者様ですら、この本ではこれが正しい
といいながら、あるお医者様はの本では、それを否定していたりと・・・・・
因みにあくまでも私の主観ですが、人間の知識というのは、なにかのきっかけで、知識となってなるほどと・・・・と
一番最初に納得したものを信じる傾向にある。
その何かのきっかけは、
① とても影響力のある人や、権威ある人などが、こう言っていた。
例 医者、芸能人、テレビに出ている人から、なんちゃって知識人まですべてを指す。
② とてもトークがうまい人や、説得力のある人に、言われた。
例 美容系店頭販売の一流営業マンとか、(これは本当にすごい人はすごい)
テレビショッピングの人とか、街中で、マシンガントークしている切れる包丁とか売っている人
③ インターネットの情報で、書いてあった。
今は外せない情報網。でもそのキーワードの検索下位には反対のことが書いてあったり
④ 美容師に限りメーカーの講習や美容系ケミカル雑誌の情報
そして、そのうちのどれかが強烈であるほどに、覆ることはあるが、
ほとんどの場合。それが本当かうそか?正しいのか?間違っているのか?ではなく
最初にインプットされた知識は根強く残るのが人間というものではないでしょうか?
しかし根本というのはそう変わるものではないのではないか?と思うのです。
例えば、昔はスポーツをしているときに水を飲んだらいけないということが
今は間違っているという認識だし、マラソンがいいといわれていた過去もあった。
でも現在は脈拍を上げすぎるのはよくないといわれているし、
あるお医者様の書いた本にもそう書いてあったし。そういう進化とともにわかってくることって
いうのはあっていいと思うし、ただそれですら何が本当なのか私たちにはわからない。ただ上のようなきっかけが強烈にインプットされて、ずーと頭の中に残っているのではないか?と。
そこで、この頃専門分野の化粧品で言われている正しいの原則です。
合成はいけない。天然はいい。
オーガニックはとてもいい。 ~という成分は発がん性がある。
ノンシリコンでないといけない。=シリコンが髪によくない。
など、そういう間違った思い込みが消費者を洗脳し、
またインターネットにもそういう情報が沢山出てきます。
もちろん、検索下位には逆のことも書いてありますが、
そういう消費者が増えれば、増えるほど、その波は強くなっていくのでしょう。
ということで、私たちも全国の私たちの推奨する、オリジナル商材
の愛用者のお客様から、いろいろなことを言われたりもします。
もちろん、サロンに来ていただいている方も、そういう情報を
もとに、判断する人も多いと思います。実際の例についてはまた後日記したいと思います