価値価格。これは私が経営セミナーなどで使う、勝手に作った造語です。

消費者が感じる価値の事です。
例えば、缶コーヒーの当たり前の価格は¥130になりました。
¥30に困っている人はいないけど、¥100の自販機は安いと感じ、いつの間にか¥100が当たり前になる。そうすると¥130の普通の価格が以上に高く感じる。
いつのまにか消費者の缶コーヒーの価値は100という感覚なる。数々の沢山の事例がありますが、
そのようなことを消費者が無意識にが感じている価値価格と言っています。
そもそも安売りとか、ディスカウントという言葉は、提供する側に怠慢であり、
もし、安売りであれ、なんであれ、それが消費者から喜ばれているものなら、それは消費者にとってはリーズナブルという感覚であり、お客様の喜びの元に成り立つものが、商売の原則であるわけですから
それも価値の一つになってしまいます。
高単価、高付加価値を追求していくのは、本当に大変な事であります。なぜなら、違いがわからなければ
安い方がいいのが、消費者というものです。
明確に違いがわかる価値。この明確な違いを年々出しにくい時代背景があるように思います。

そして上の写真のブランドの缶コーヒー2本と、ノーブランドですがおいしい。
3本で¥146 消費者の立場では消費に敏感でしたが、正直衝撃です。
私の価値価格更に引き下げられました。
高付加価値を提供するにはさらに厳しい時代となりました。

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自立型人材経営コンサルタント 富永

自立型人材経営コンサルタント 富永

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著書:困った新人を輝く新人に変える意識カード 小規模サロン様が美容院の約9割を占めているにもかかわらず、 満足いくほど利益のでているサロン様が少ない、これでは業界が衰退してしまうと、危機感を感じて、髪質再生技術や、人材育成方法、経営方法に渡り、 これまで様々な相談を頂きました。 机上の空論ではなく、実際に現役の経営者であり、現場で美容師をしているからこそ、伝えられることがあります。素晴らしい人材と共に、お客様に喜びの元に、1万円以上の技術客単価で、高収益の個人店は簡単に実現できます。美容室経営にお困りでしたら私が力になります。 【誰でも出来る高単価、高収益のサロンの仕組みを作りました】
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