新人が入ってきて、もうすぐ1か月がたとうとしています。どこの会社でもあいつは優秀だな~とか
早くも、無理かも~などと、入ってきた新人に対して、色々な思いを抱く時期でもあります。
どのレベルで、人材について語るのか?によっても、優秀、普通、劣などの定義は変わるかもしれませんが、
一般的に、優秀とされる人材というのは、今頃の次期には社員の受けはとてもよく、優秀だ!と言われるような
人材は共通しています。
この時期に優秀だと言われるような人材は、一見優秀な人材と言われる人間的ベースがある程度できていると見える人材なのかもしれませんが、優秀、優秀と言われながらも、その会社にとってなくてならない存在になるとは限りません。
優秀だけど意外とすぐに辞めてしまったなどということもかなりの確率であるような気がします。
どんな人材であれ、会社の理念や思想に共感してくれるような教育ができなければ、優秀な人材にはなれません。
教育をする=でも言葉が通じない、伝わらない。→普通の人材であれば最高な人材だ→モンスターは困る。等と連想ゲームのような思考にはまっていき、あきらめる上司が多い中で、
教育の原点は伝えること=伝わるためのベース作り(人間関係)の構築がとても重要であると著書などにも書いていて、セミナーなどでも最重要課題として持論を伝えていますが、経験上そこに行き着くまでに去っていくのも、この時期に優秀だと言われる人材の特徴でもあります。
変に自信があって、なんとなく夢があって、なんとなく目標があって、やりたいことはこれだ!も何となく明確で・・・・
そんな人材は一見優秀に見えますが、この会社はやりたいことが違う!目標がかなえられそうもない、なんとなくの夢と
現実が違う。そんなことを勝手に感じ、勝手に思って去っていくのも、この時期に優秀と言われるような人材の
特徴のような気がします。
優秀な人材と映る人材こそ要注意なのです。 「困った新人を輝く新人に変える意識カード」の発売からもうすぐ2年。今年の人材育成セミナーは方法論ではなく、実践をベースとした泥臭い内容で行っていきたいと思います。