任せて任さず

ご存知の方も多いと思いますが、

この言葉、松下電気の創始者、松下幸之助氏の言葉で、

要約すると、任せたけど、放り投げたわけではなく、常に気にしなさい、

責任を持ちなさい、という言葉です。

 

子育てもアシスタント育ても、人育ての原則は自立思考を持たせる事にあると思います。

それは、この情報社会、人の心に響く人間性を磨かなければ高単価という道は難しく、

最近は薄利多売といったディスカウント店でさえ教育に力を入れ始めています。

 

美容業が対人ビジネスである限り、

人の質を磨かなければならないというのは至極当然といえば当然。

理想と現実に差があっただけですが、至らないお店は淘汰される時代に突入し

その差を埋める努力がいたるところで叫ばれ始めています。

 

任せて任さず

今回のテーマですが、

途中で口を出してしまうという

比較的優秀なプレイヤーに多く見られるケースです。

彼らからすれば、相当じれったいでしょうから。

 

ですが、人は失敗して学び、そして成功します。

 

失敗をさせないよう責任を取るのではなく

取り返しのつく失敗はさせるほどの責任を持つ、

自立思考を育成するには、そういった腹をくくる必要があるのではないでしょうか。

 

何を軸に持ち、どこまで信念を貫くか。

育児を育自と書き、自分を育てると言う人がいますが

人育ての共通点ではないかと思うこの頃です。

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クリエイティブディレクター 人材育成師  吉川

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