単価アップをする。それをいとも簡単に行う人たちがいます。
どこぞの経営コンサルタントに教えてもらったのか?それともどこかのセミナーで単価アップの重要性を説かれたのか?わかりませんが・・・
ここのところ、単価アップをいかにも簡単に行う商人がいることに憤りを感じます。
いまだに、安いものは怖いとか? 高い値段のものが売れたとか? 値上げしてもお客様が減らなかったとか?なんだかんだ言っても億ションが即日完売する状態で、不景気というのは思い込みだ?とか
なんだか、どこかのセミナーなので良く聞くフレーズです。
何度も訴えかけていますが、商売とはお客様の喜びの元に成り立つもの。
高いものとの違いがわからなければ、安い方がいい。
この大原則を無視しているように感じる、ただの値上げが横行しています。
よくある値上げの一例ですが、
サービス向上とかなんだかんだと理由をつけて、ただの値上げというのが一番多いのですが、
サービス向上っていったいなんなのでしょうか?
そしてもっとひどいものになると、今までは消費税をサービスしていましたが、これからは
消費税をもらいます。みたいなわけのわからない値上げをして、そして回数券だと割引ききます!
とかの、どうせただの値上げだったらもう少し考えたら?みたいな値上げもしかり、
本当に浅はかな値上げが多いのが現状です。
お客様の為にと思っても、お客様の立場になってものを考えた時に、うる側のエゴという事がかなりあるのにもかかわらず、お客様のためにとも思わないただの意味のない値上げ。
こういう事を平気で出来る商人がいるんだ~と思うこのごろです。
単価を上げること。それはただの値上げではないという事をわかってもらう事を願います。
もし、値上げを断行するのなら、それはお客様の喜びなのか?もう一度考えてほしいと思います。