こんにちは吉川です。
仕事にはto doリストと共に何から先に取り組むか、優先順位を決める事が重要です。事実、仕事の優先順位建てに関してはたくさんのhow to本が出版され、人気のジャンルとなっています。
当社でも優先順位の重要性はよく話に挙がります。
こんな有名な話があります。
ある農夫の1日
ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。
ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。
途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。
これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに
暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。
どうも病気にかかったらしい。とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。
農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、
一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
農夫は本当にすべき事を出来ずに1日が終わってしましましたが、この農夫に限らずこうなってしまった経験は誰しもお持ちではないでしょうか?偉そうに書いていて僕も多々経験があります^^;
皆仕事において、やらなければいけない事は一つだけではないと思います。そこには重要度の有無や、掛かる時間の有無があると思いますが、大切な事は、たとえ時間がかかっても、重要度の高いものを重要度が低く時間が掛からないものよりも早く手をつける等の優先順位決めが大切だという事です。
そこで重要度が高い場合はA 低い場合はa
時間が掛かる場合はB かからない場合はb
として重要度が高く時間が掛かる仕事はAB さほど重要でなく時間が掛からない仕事はab など
分類しておくのも一つの手段だと思います。つい先にやりがちなabよりもABに先に手をつける。これが農夫にならないコツなのではないでしょうか?
具体的に何が優先順位が高いのかをが自ら判断できる基準を組織のみんなが持てれば、どんなケースにも対応できますよね。例えば新人の場合は何が重要かわからない。そんな時は予めレールをひいておく必要がある事に気づくはずです。そういう土台が整っていると事が、大きく強い組織作りの第一歩にもなるのではないでしょうか。
明確な優先順位をつける方法など、具体的な内容は一人一人の生産性を高める人材教育セミナーにてノウハウをお伝えしています。
こういった事でお困りの方は、是非ご連絡ください!
クリエイティブディレクター 人材育成師 吉川
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