こんにちは吉川です。美容師なら誰でも勉強する毛髪科学。個人的には比較的苦手意識も少ないのですが、苦手という方が多い分野でもあると思います。

 

僕の所属しているお店では髪質再生を軸にスタイル提案やアドバイスをしているため、全員が専門的な事を学ぶのですが、それは全て実践のために勉強しています。アシスタントからスタイリストになるまでにレベル別に社内規定を設けており、全員例外なく学ぶカリキュラムがあります。

 

知識は知っていても、使いこなさなければ意味がありませんね。お客様の髪を前に、具体的にどうアプローチし施術していくか、考え方として、実践の中で身につけるための学びであると、目的が明確になっていないといけません。

 

と、まぁ偉そうに書きましたが、当店でもアシスタントの中には勉強して合格点をもらっても、実際に活かせる知識として身に付いているかというと、全員がそうとは言い切れません。なので、抜き打ち的に意識カードを使って、毛髪知識を実践的に高める言葉を書いたりします。

 

例えば、当社では酸性のPPTとアルカリ性のPPTなど数種類のPPTを使っているのですが、ベースとなる理論をもとに、髪質や施術に合わせ調合したり使い分けを行っています。

 

意識カードには、なぜ前処理としてそのPPTにしたのかを確認する、とだけ書けば自然と知ろうという習慣が生まれます。それが出来たら、次は自分で提案する。と新しく書き渡します。徐々にステップアップしていくんですね。そういった小さな積み重ねが、実践で役立つ知識に変わっていくのだと思います。

 

毎日考えた経験の積み重ねは、それぞれの成長を助長するベースになります。こういった事も意識カードの真髄ではないでしょうか。

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クリエイティブディレクター　人材育成師 　吉川

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クリエイティブディレクターとしてサロンスタイルなどの撮影を行う側ら、人材育成について研究指導もしています。意識カードの使い方や困った社員の育成に関しては、私宛に気軽にお問い合わせ下さい。 スタッフを自立したスーパー社員に変えることは、育てる側の考え方次第です。そしてそこには、人が育つ「仕組み」が必ず存在します。まだその仕組みが無いサロン様はぜひ一度ご相談下さい。 【誰でも出来る高単価サロンの仕組みを作りました】
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