髪質再生師チーフアドバイザー、テクニカル・ディレクターの青田です。

最近ニュースでも多く取り上げられるヘアカラーによる事故。主にアレルギー反応を引き起こし、皮膚のかぶれ、腫れ、湿疹、痒みなどの様々な症状を引き起こしてしまいます。

美容師の立場として気に留めている方も多くいらっしゃり、パッチテストの大切さを痛感している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はパッチテストをクローズアップしてみました。

パッチテストについては安全を期すために必要なことです。ヘアカラーを行う上でカラー製造メーカーのパッケージにも必ず明記されています。またヘアカラーを行う度にパッチテストを行うほうがベターと言えます。なぜならいつアレルギーの抗原になるかは分からないからです。数十年カラーをやっていたけど急に痒くなったなんてことも十分にあり得ます。

でも現実的に毎回ヘアカラーを行う前に行っている人は皆無ではないでしょうか。

48時間様子をみなくてはならないし、ご家庭でパッチテストのテスト液を持っている人はまずいません。美容院に来てパッチテスト液付けて、2日後以降カラーを行う毎回やっている方はいらっしゃるでしょうか?

確率的に反応しない人が大多数なので、美容師サイドとしてもこだわっている方ってあまりいないのではないでしょうか。

私達が出来ることとしてはお客様に知る権利として、アレルギーの仕組みを理解してもらうことが大切だと思います。医師が処方した薬を、薬剤師が効果効能と副作用を分かりやすく丁寧に伝えてくれます。

私達もお客様にヘアカラーの理解をしっかり伝えなければならないと思います。

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髪質再生チーフアドバイザー、テクニカルディレクター 青田

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