こんにちは。マーケティング担当の平山です。
美容室のホームページをいろいろ見ていると、気になることが有ります。
それがスタッフ情報。
お客様のためにスタッフの情報を出しておくことは素晴らしいと思います。
たた、現代における環境では美容師の個人情報を晒しているという状況にもなりかねない。
そんな危険性はしっかりと加味されているでしょうか。
本名、生年月日、SNSアカウントへの誘導。
いろいろ有りますが、それは店舗で管理できる範囲での情報になっているかが大切です。
今や検索は誰でも簡単に使えるものなので、お店のホームページにスタッフの名前が載っていて、
お客様が個人名を検索する。なんてことはきっと日常的に起きているはずです。
今や名前をフルネームで検索するだけでフェイスブックの個人ページには簡単に行き着いてしまいます。
まさかお客様には見られないだろうとコメントを公開しているスタッフが居るかもしれません。
それを見たお客様が不快に思ったりすることがもしかしたら起こるかもしれません。
今や、ネットだけで個人を特定することは難しいことではなくなってきました。
それを逆手に利用し、個人を売り込みお客様を獲得する美容師もたくさんいます。
美容室でも本名ではない名前を使用することが有ります。
規模の大きなお店になればなるほど、同じ姓のスタッフが増えたり、
本名だけでの区別がつかなくなる場合、別の名前を使ってもらうことも有るでしょう。
もしかしたら会社としては「美容師としてのスタッフの名前」を用意しておいたほうが、
今後、プロモーションはしやすいのかもしれませんね。
スタッフの本名をフルネームで公開しているサロン様は、一度その名前を検索して、
どんな情報が出てくるのかしっかり確認しておいたほうが良いでしょう。
それはお客様の目に触れる情報でも有ります。
名前が出ただけで、その人の住んでいる場所、友人関係、過去の行い、
これらがさらされる危険性が有るのです。
スタッフにもこの辺りしっかり伝えておかなければなりません。
簡単に情報が公開できる今だからこそ、公開していい情報、公開してはいけない情報、
これらをしっかりスタッフが理解し、会社でも把握して管理する必要があります。
小さいサロンであれば有るほど、このあたりの対策を全くと言っていいほど行っておらず、
「大丈夫かな・・・」と心配になることが有ります。
一度見なおしてみてはいかがでしょうか。
マーケティングディレクター 平山
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