違いがわからなければ、安い方がいいに決まっている。消費者はそんなに甘くない。
いつもこのように言うと、差別化、独自化・・・・という風に思考が回っていく。
それはとてもいいことなのですし、とても必要なキーワードです。
しかし価値を伝えるという事は、もっとシンプルなところにも目を向けるべきなのです。
例えば同じ味のメロンがあります。一つは紙袋に入れておく。もう一つは木箱に入れておく。これだけで売れる値段が変わってしまう。箱代以上の価値が生まれる。こんな事例も普通にあります。
そのぐらい現代の消費者は、単純でもあるのです。厳しいようで厳しくない。感覚という見えないセンサーを張り巡らせていることが多いのです。
同じ車でも飾ってある場所が素晴らしい方が、買う気になり、車も売れていきます。
そのような事例からも、ソフトと共にハードの重要性も重要なのです。ここで語弊のないように伝えておくと、ソフトの前にハードではなく、ソフトと共にハードの充実です。時にソフトがなくハード面だけの充実に走る人もいますが、それも間違いです。
あくまでもソフトと共にです。ソフトがあって当たり前。その中でいかにそのソフトがもっともっと素晴らしいものと感じてもらえるかのように、ハード面を充実させることの重要性を伝えています。
美容室でいえば、お店の内装、雰囲気、高額な器具類、又は店販の雰囲気など、
ハードの充実ばかりに走る傾向が多いので、ソフトの充実を訴求していますが、もっとシンプルに簡単に投資をしないで、
ハードを演出する事にも思考を向けた方がいい場合も多い気がします。
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自立型人材経営コンサルタント 富永
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著書:困った新人を輝く新人に変える意識カード
小規模サロン様が美容院の約9割を占めているにもかかわらず、
満足いくほど利益のでているサロン様が少ない、これでは業界が衰退してしまうと、危機感を感じて、髪質再生技術や、人材育成方法、経営方法に渡り、
これまで様々な相談を頂きました。
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