こんにちは、マーケティング担当の平山です。
誇大広告と、そうじゃない広告。
この違いは簡単。ルールを破る反則行為をしたかどうかです。
法に触れたりする表現を使うことですね。
しかし、今回お話したいのはそこではありません。
専門家の目でアウト、セーフを判断すると言う前に、
その広告は消費者に向けられたものであって、お客様を呼ぶための広告です。
お客様の目に触れるためには、とにかく目立たなければなりませんし、
見た人が理解できて納得できるもの、そして購買意欲を掻き立てられるものが必要です。
つまりは、商品やサービスを「誇大」と思わせないレベルで誇大に表現する、
絶妙なポイントを求められます。
いくら法に触れないレベルで作ったものでも、お客様が「誇大」だと思ってもアウトです。
悪い評判が広がり、最悪炎上します。「騙された!」なんて絶対に思わせてはいけません。
お客様はその広告を信じてくれたのですから、必ず満足させる必要があります。
必ずです。
書いてあることは、100%達成されなければ満足できません。
でも、そんなことは出来ないのです。だから最近の広告はどんどんこれが発達しています。
それは何か。
「注意書き」です。
以前書いた記事(キャッチコピーとタグライン)でも触れましたが、
キャッチコピーは、惹きつける文章。
タグラインは、定義付けの文章。
基本情報は、お客様を迷子にさせないための情報、
そして注意書きは、お客様が勘違いしないように補足するもの。
広告を見て行動する人は、完全に錯覚状態です。
もうその商品や、サービスを脳内でイメージしています。
買ってもいないのにその商品を手に入れている自分が想像できています。
なのに、実際手に入れてみたら「なんか違う・・・」
これが不満の感情ですよね。
よく、これさえ押さえれば簡単に広告が作れる、なんて本や情報がありますが、
決して簡単ではないです。
人間の行動、心理、これらを研究しないと広告は作れません。
たまたまヒットを打つことは運が良ければ出来ます。
毎回ヒットさせるためには、ヒットさせる仕組みがないと出来ません。
美容室でも、こういった広告の仕組み必要だと思いませんか?
マーケティングディレクター 平山
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